地球温暖化 二酸化炭素とフロン

NPO法人気象キャスターネットワーク が行なっている各種環境教育出前授業は、本年度も大好評のうちに行なわれています。そのうち、きょうは私も講師として参加している2つの出前授業を紹介したいと思います。

ひとつは、おもに地球温暖化をテーマにした授業です。

近年、小学校では環境教育が充実しています。それで、小学生5.6年生くらいになると、地球温暖化がどういうものなのか、何が原因なのかということを、知識として理解しています。しかし、地球温暖化によって、地球上ではどんなことが起きているのか、将来はどうなってしまうのか、それでわたしたちは何をしなければならないのか、という具体的なイメージや行動が伴っていないのが現実のようです。

そのような中で、気象キャスターネットワークの出前授業は、わかりやすい素材や映像、動画を使い、みんなが参加できる実験などを通して、子供たちの知識は具現化し、行動へと駆り立てられるようになっていく様子を垣間見ることができます。

もうひとつの授業は、おもにフロンをテーマにした授業です。

授業の最初に子供たちに「フロンって聞いたことがある?」と聞くと殆どの生徒が知らないと答えます。当然です。地球温暖化の原因が二酸化炭素にあるとうことは学んでいても、“フロン”のことは教えられていません。

しかし、フロンが、私たちの生活に欠かせない電化製品に使われていることを知ったそのときから、食い付きが一気に変わるのを感じます。フロンの価値が絶大に高まるのです。

ところがそれも長続きしません。ヒーローとなったフロンが、あることをきっかけに悪玉になるのです。オゾン層破壊(子供たちは意外にしっている)の原因、二酸化炭素よりも強力な地球温暖化の要因となることを知った子供たちからは、「フロンなんて使わない方がいい!」という声があがります。そんな子に「エアコンがなくなるよ。」というと、「我慢すればいい!」と言い返してきます。そんなやりとりをしていると、子供たちは、もしかすると私たちが思う以上に、環境問題に敏感なのかもしれない、と感じるのです。

完全に悪玉と化したフロンですが、そのあとの話できちんとフォロー。フロンもきちんと管理すれば大丈夫!安心してエアコンを使えることを知ると、子供たちはホッとした安堵感に満たされるようです。

フロンの授業は、子供たちにとっては未知との遭遇&ジェットコースターに乗った気分になるのかもしれません。

気象キャスターネットワークの出前授業がここまで好評であり、効果的であるのは、やはり講師が、現役のお天気キャスターや元・天気キャスターだからなのだと思います。わかりやすく伝えることに長けており、間の取り方もしゃべりも一流です。不思議なことに、お天気キャスターをやっている人って、子供が好きみたいです。

そんな気象キャスターネットワークの出前授業を、ぜひとも次世代を担う子供たちに受けてもらいたい。学校の先生を通して申し込むことができますが、小学校に通う親御さんからも「こんな出前授業がありますよ」と学校の先生に教えてあげてください。

“地球温暖化と新エネルギー・リサイクル”をテーマにした授業は、こちら
 http://www.weathercaster.jp/web/kankyo_kyoiku/school_bosyu.html

“天気のしくみとフロン”をテーマにした授業は、こちら
 http://www.weathercaster.jp/web//fron/2012fron_bosyu.pdf

では、みなさんの学校でお会いできることを楽しみにしています!

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