横浜市に、キッズアース という、子どもたちのための 「自然科学数理教室」 があるのですが、2年ほど前から縁あって、イベントを一緒に行なうなどのお付き合いさせていただいております。
昨日は、キッズアースさんと一緒に環境セミナーを開催しました。
テーマは、「異常気象と地球温暖化」です。
親子で一緒に楽しめるセミナーということもあって、あっという間に募集定員に達したそうです。
今回のセミナーの目的は、昨今の異常気象の話を通して、その原因である地球温暖化を防ぐために、私たち一人ひとりは何ができるのかを親子で考え、行動するきっかけにしてもらうことです。
それで、このセミナーでは、「子供たちの未来のために、私たちができること」という副題を設けました。
子供たちは、クイズ形式で展開される話に食いつき、積極的に手を挙げて答え、また、実験などを通して、楽しく学ぶことができたようです。
竜巻発生の再現実験
写真ではよくわかりませんが、実際には見事に竜巻が発生!
ペットボトルを使った海水の二酸化炭素吸収実験
ペットボトルは、ペコンとへこんでしまいました!
海は、地球上に増えてしまった二酸化炭素を減らす役割を果たしてくれているのです。海は、地球温暖化防止のために、がんばってくれているのですね。
でも、もう限界です・・・。このままでは、大気中に二酸化炭素がどんどんたまってしまい、地球温暖化が止まらなくなってしまいます。
こうした話や実験を通して、子供たちばかりでなく、親たちも、地球温暖化についての関心を高め、将来の子供たちのために、自分たちは何ができるのだろう、と考えるようになったようです。
それで最後に、温暖化を防ぐために私たちに何ができるのかを、親子で考えてもらって発表してもらいました。
すべての家族が、自分たちにできることを発表してくれました!
「地球温暖化を防ぐために、私たち一人ひとりは何ができるのかを親子で考え、行動するきっかけにしてもらう」という、このセミナーの目的は達成されたようです。
セミナーが終わって、ある親御さんが「このセミナーは子供たちだけでなく、親も勉強になった」と言ってくれたそうです。ほんとに嬉しい限りです!