忘れもしない、第1回気象予報士試験。
それは、8月の蒸し暑い日でした。
私が受ける試験会場は、とある有名国立大学の校舎。
当時は、校舎の修繕?工事中で、
校舎の壁一面がブルーシートで覆われていた。
暑さにめっきり弱い私には不吉な予感がした。
古い校舎で、エアコン設備などはもちろんない。
窓を開けてもブルーシートのせいで風も入らない。
まさに、ブルーシートによる温室効果、いや“温湿効果”だ!
試験開始前から汗だくになり、頭はもうろう。
試験開始の合図。手のひらも甲も、半袖の腕も汗でびっしょり。
答案用紙が汗で湿る。えんぴつの芯もうまく走らない。
顔から汗が答案用紙に滴り落ちる。
消しゴムで間違った箇所を消していたら、あー!!答案用紙に穴が…。
試験の結果ですか?こんな状況下でしたから、想像はたやすいですよね。